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【仮想通貨の口座開設】本人確認が健康保険証でOKな取引所はどこ?

本人確認が健康保険証でOKな仮想通貨取引所はどこ?

仮想通貨取引所の口座開設を行う場合、口座開設時に必ず本人確認書類(身分証明書)の提出が必要になります。

パスポートや運転免許証など、顔写真付きの身分証明書を持っている方であれば、何も問題なくスムーズに口座開設が可能です。

しかし、「海外旅行に行かないのでパスポートを持っていない」、「車に興味がないので運転免許証を持っていない」といった方も少なくないと思います。

パスポートや運転免許証を持っていない方は、健康保険証で口座開設が可能な取引所を利用することをおすすめします。

健康保険証で口座開設可能な仮想通貨取引所なら、bitFlyerとZaifがおすすめ!

仮想通貨取引所で口座開設を行うときに提出する本人確認書類(身分証明書)は、各取引所によって異なります。

このため、健康保険証を使って口座開設可能な取引所はいくつかに限られてきます。

私が実際に口座開設を行っている取引所の中で、健康保険証を使って口座開設が可能な取引所は、bitFlyer(ビットフライヤー)・Zaif(ザイフ)・GMOコイン(ジーエムオーコイン)・QUOINEX(コインエクスチェンジ)の4社です。

取引の中には「健康保険証だけでOK」なところと「健康保険証+αの書類提出が必要」なところがあります。

下記に詳細を解説しますが、上記を踏まえると、bitFlyer(ビットフライヤー)Zaif(ザイフ)が特におすすめできる取引所です。

 

最もおすすめなのはbitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerの場合、シンプルに健康保険証だけを提出すれば口座開設が可能なので、「健康保険証を使って口座開設を行いたい!」と思っている人にとっては最もおすすめな取引所だと言えます。

また、サイトの仕様が直感的に操作ができるようになっているので、仮想通貨の購入が初めての人でも迷わずに購入できます。

購入できる通貨銘柄も7種類と豊富なので、その点でもおすすめです。

 

Zaif(ザイフ)も必要書類のハードルは低い

Zaifの場合は健康保険証だけでの口座開設はできず、+αで書類を提出する必要があります。

と言っても、電気・水道・ガス代など公共料金の領収証書を添えるだけなので簡単です。

「健康保険証と電気料金の領収証」といった形で一緒に提出する形で口座開設できます。

Zaifは取引できる通貨の銘柄も多いですし、仮想通貨の積み立て投資というユニークなサービスがあります。

「コツコツ積み立て投資をしてみたい!」といった方にとっては非常におすすめです。

 

GMOコインも(たぶん)良い取引所

GMOコインも健康保険証のみの提出で口座開設が可能な取引所です。

ただ、残念ながら今の時点で私が全く活用できていないため、「おすすめです!」と言ってしまうのはどうなのかなと思い、強くプッシュる形での紹介は行っていません。

とはいえ、GMOコインは仮想通貨FXというレバレッジ取引が結構盛り上がっているようなので、その辺に興味があるのなら口座開設を行ってみるのも良いのではないでしょうか。

 

QUOINEX(コインエクスチェンジ)は保険証+αの提出書類のハードルが高いかも

QUOINEXについては、一応、「健康保険証でもOKな取引所」ではあるのですが、健康保険証にプラスして提出すべき資料のハードルが高い気がします。

各種健康保険証(共済組合員証)・住民票の写し・住民票記載事項証明書・印鑑登録証明書のうち、いずれか2点を提出しなければいけません。

住民票の写しを用意するのなどは手間がかかりますし、住民票記載事項証明書と印鑑登録証明書に関しては、私もどのような手順で取得できる書類なのかすら分かりません・・・。

もちろん、顔写真付きの本人確認書類を持っている場合はQUOINEXも全く問題なく口座開設可能です。

 

上記で解説している通り、口座開設時の提出書類を簡単に準備できる点と、そもそもの取引所としての魅力を考えると、「健康保険証を使って仮想通貨取引所の口座開設を行いたい!」という人にとっては、bitFlyer(ビットフライヤー)Zaif(ザイフ)がおすすめです

 

仮想通貨取引所の口座開設を行いたいけれど、健康保険証を持っていない人はどうすればいい?

万が一、健康保険証を持っていない場合は保険証を持てるように生活を見直しましょう。

日本は国民皆保険となっており、すべての国民は何らかの医療保険に加入することが義務になっています。(=必ず、何かしらの形で保険証を持っている)

会社員の場合は、所属する会社が何らかの健康保険に入っているので保険証があるはずです。稀に会社が健康保険に入っていない超ブラック企業もあるみたいですが、普通の会社であれば入っているはずです。

仮に、そういう超ブラック企業に勤めていたり、自営業だったりする場合であっても、国民健康保険料を支払うことで保険証がもらえます。

ちなみに、私の友人は以前結構なブラック企業に勤めていて、会社が保険に入っておらず、自分で国民健康保険料を支払っていたそうです。

話がだいぶそれてしまうので、この辺にしておきますが、もし何らかの健康保険証を持っていない場合には、そもそも保険証を持てるように各種申請を行っていくのが先決です。

そういう方の場合は、正直、仮想通貨とかを買っている場合ではありません・・・。

 

国内の主要仮想通貨取引所6社における口座開設時の本人確認書類を比較してみた

せっかくなので、私が口座を持っている取引所に関して、口座開設時に必要な本人確認書類の比較表を作ってみました。

取引所 提出可能な本人確認書類(身分証明書)
bitFlyer(ビットフライヤー) 運転免許証、パスポート、個人番号カード、住民基本台帳カード(顔写真あり)、各種健康保険証・共済組合会員証(カード型健康保険証)、各種健康保険証(紙型健康保険証)各種年金手帳(厚生年金、国民年金、共済年金等)、各種福祉手帳、印鑑登録証明書、住民票の写し、在留カード、特別永住者証明書
Zaif(ザイフ) 在留カード、運転免許証、マイナンバーカード、日本国パスポート・ビザのうちいずれか1点

または、下記のうち2点
官公庁発行の公的証明書1点(健康保険証、住民票など)+公共料金の領収証書1点(電気・ガス・水道料金の領収証書、納税証明書)
例:健康保険証+電気料金の領収書

bitbank(ビットバンク) 運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、在留カード
DMM Bitcoin(ディーエムエム) 運転免許証、パスポート、住民台帳基本カード、在留カードのうちいずれか1点

または、下記のうち2点
各種保険証、住民票の写し、年金手帳、印鑑登録証明書、その他官公庁から発行又は発給された書類

GMOコイン(ジーエムオー) 運転免許証、個人番号カード(マイナンバーカード)、各種健康保険証、パスポード(日本国が発行する旅券)、住民票の写し、在留カード、特別永住者証明書
QUOINEX(コインエクスチェンジ) 運転免許証、住民基本台帳カード、個人番号カード(マイナンバーカード)、パスポートのうちいずれか1点

または、下記のうち2点
各種健康保険証(共済組合員証)、住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書

 

基本的にはどこの取引所もそこまで大差はありません。そして、やはり運転免許証とパスポートは本人確認書類として強いです。

上記で取り上げた取引所以外でも、対応している本人確認書類については、ほぼ一緒です。

 

なぜ取引口座を開設するときに本人確認書類の提出が義務付けられているの?

そもそも、なぜ仮想通貨の取引所の口座を開設する際には本人確認書類の提出が義務付けられているのでしょうか?

これはマネーロンダリングを防止するためだと考えられます。

マネーロンダリングとは日本語で「資金洗浄」のことです。

簡単に言えば、悪いことをして得たお金をクリーンなお金に“洗う”ことをマネーロンダリングと言います。

 

例えば、違法な手段によって3,000万円を得た悪い人がいたとします。

その3,000万円をそのまま日本円として使うと、警察や税務署からお金の流れを見破られ、逮捕されてしまうとしたら、きっとその人はマネーロンダリングを考えます。

3,000万円をどこかの仮想通貨取引所で仮想通貨へと両替し、海外の取引所へ送ってしまい、海外へ高飛びすることも考えられます。色々な取引所を経由させてから最終的に日本円として出金し、お金の流れを追いにくくする可能性もあります。

取引口座の所有者をしっかりと確認していない場合、こういったマネーロンダリングが行われたときに、犯人を捕まえにくくなってしまいます。

 

上記のような仮想通貨を悪用したマネーロンダリングや、仮想通貨による犯罪資金の流れを防止するために、取引所は本人確認を徹底しているのです。

それこそ公共料金の領収書だけで口座開設ができてしまうような取引所があった場合、他人になりすまして口座を持ててしまう可能性だってあります。

だから、より確実に本人確認が行えるという理由で、顔写真付きの身分証明書だとスムーズに口座開設が可能なのです。

 

取引所の口座開設のためだけに運転免許証やパスポートを作るのはアリ?

「俺は仮想通貨投資で人生を変えるんだ!」といった意気込みで、取引所の口座開設を目的として運転免許証やパスポートを取得しようと考える人も稀にいるかもしれません。

個人的にはそういう気合バリバリな人は大好きですが、仮想通貨取引の本人確認のためだけにコストをかけ過ぎるのは、おすすめできません。

運転免許証に関しては言わずもがなで、教習所に通う必要があるため、どう考えても費用対効果が低すぎます。

もちろん、「ちょうど運転免許証を取ろうと思ってた」などであれば全然アリだと思います。

 

一方のパスポートに関しても、今すぐ海外旅行へ行く予定がないのであれば、やはり、費用対効果は低い気がします。

ただ、パスポートについては10年間有効のものもありますし、今から10年以内に海外へ行く可能性は普通にあるとは思いますので、運転免許証ほど費用対効果の低さは感じません。

 

ちなみに、私も仮想通貨の口座開設を行ったときにパスポートの有効期限を確認してみたのですが、見事に数年前に有効期限切れとなっていました・・・。

それでパスポートの取得費用について調べてみたのですが、5年間有効のパスポートは11,000円、10年間有効のパスポートは16,000円となっています。まぁそこそこの価格がしますよね。

本来の「旅券」としての役割を考えるのならば、妥当な金額の気もしますが、「身分証明書として使う」という利用目的で考えるのならば、正直、高い気がします。

10年間有効のパスポートを発行すれば、年間1,600円で旅券としても身分証明書としても使えるので、考えようによってはアリかもしれませんが。

ただし、パスポートを発行するためにも結局は身分証明書が必要になる・・・というジレンマみたいなものが存在するので、その点はパスポート作成前にクリアする必要があります。

 

誰でも簡単に顔写真付きの身分証明書を作る方法!

よくよく考えると、顔写真付きの身分証明書を持っていない方というのも決して珍しくないと思います。

私の場合は、見事なまでのペーパードライバー(笑)で全く車を運転しないのに運転免許証を持っていると、顔写真付きの住民基本台帳カードを持っています。(パスポートに関しては有効期限が切れてから更新・再発行をしていません)

ただ、運転免許証を持っていない方も全然いると思いますし、まして顔写真付きの住民基本台帳カードを持っている人なんて相当少ないと思います。

 

もし、今から顔写真付きの身分証明書を作ろうと思っているのであれば、顔写真付きのマイナンバーカードが最もおすすめです。

2016年から始まったマイナンバー制度では、各々に「マイナンバー通知カード」が届いたと思います。これ自体は「あなたのマイナンバーは○○(12桁)ですよ」とお知らせするものであって、身分証明書としての機能は持っていません。

しかし、これと一緒に届いた「個人番号カード交付申請書」を使ったり、パソコン・スマホから申請を行ったりすることで、顔写真付きのマイナンバーカードを作ることが可能です。

発行手数料などはかからず、無料で作れますし、取引所の中には顔写真付きのマイナンバーカードを本人確認書類として認めているところもあします。

 

顔写真についても、デジカメやスマホで撮影を行えば無料で発行できます。

駅などにある証明写真の機械で撮影を行っても500~1,000円くらいなので、パスポートと比較しても、かなり費用を抑えて顔写真付きの身分証明書を手に入れられます。

顔写真付きの身分証明書は、仮想通貨取引所の口座を開設するだけでなく、他にも使う場面はあるでしょうから、この機会にマイナンバーカードを作っておくのも良いのでないでしょうか。

 

まとめ ~運転免許証やパスポートを持っていない人が仮想通貨取引所の口座を開設するために~

まずは、健康保険証で口座開設ができるbitFlyer(ビットフライヤー)Zaif(ザイフ)GMOコインあたりで口座開設を行っておくのがおすすめです。

その上で、必要に応じてパスポートまたは顔写真付きのマイナンバーカードを作成し、上記以外で使ってみたい取引所の口座開設を行っていくのがスムーズです。

取引所の口座は開設費用や維持費がかからず無料で持てるので、気になった取引所の口座は気軽に作ってみるくらいでも良いと思います。

実際の操作画面を見てみることで、自分にしっくりとくる取引所も分かってくるでしょう。

個人的なおすすめは、やっぱり、bitFlyer(ビットフライヤー)Zaif(ザイフ)ですね。

 

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