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仮想通貨の送金アドレス間違いを防止する魔法のコマンド【Ctrl+F / command+F】の使い方

仮想通貨の送金アドレス間違いを防止する魔法のコマンド

仮想通貨の世界では、すべてが自己責任です。

送金アドレスの入力を間違って、送金をミスっても誰かに責任を取ってもらうことはできません。

しかし、仮想通貨の送金ミスはかなり多いようです。

幸い、私自身は今までに送金ミスによって大切な仮想通貨を消滅させてしまったことはありませんが、送金ミスをしないために常に細心の注意を払っています。

今回は、仮想通貨を送金するときに送金アドレス間違いを防止するための魔法のコマンドである【Ctrl+F / command+F】の使い方についてお伝えしていきます。

この記事を読めば、送金アドレス間違いによって大切な仮想通貨を失ってしまう可能性をグンと引き下げることができます。

仮想通貨の送金時にアドレスを間違えると、どうなるのか?

例えば、あなたが持っているビットコインを0.1BTC分だけ山田さん宛てに送るとします。

この時、山田さんから、送金アドレスと呼ばれる「1MnyPdja21oLmJ7uPv6Q883R7EhUxyCnin」といった送金用の文字列を教えてもらいます。

あなたは取引所などから上記のアドレス宛てに「0.1BTCを送金する」という操作を行うことで、山田さんにビットコインを送ることができます。

 

送金アドレスは、上記のように英数字が混ざった複雑な文字列になっているため、手入力を行うとアドレス間違が起きやすくなります。

郵便物であれば多少間違えていても配達員の方の配慮によって正しく届く場合がほとんどですし、銀行口座の場合は口座番号が間違っていれば存在しない口座として送金できないと思います。

しかし、仮想通貨の場合は、万が一、送金アドレスを間違っていたとしても送金処理自体は行われてしまいます。

 

もし、間違ったアドレス宛てに仮想通貨を送ってしまうと、送金した通貨は失われます。

そして、送金ミスが起きたときには誰に対しても責任を追及できません。

 

上の例で言えば、あなたがA取引所を使っていたとして、山田さんがB取引所を使っていたとします。

あなたが送金アドレスの入力をミスしたまま送金処理を行った場合、B取引所はそもそも送金された仮想通貨を受け取っていないので無関係です。

一方のA取引所に関しても、あなたが指示した内容の通りに送金処理を行っただけであり、何もミスは犯していません。

結果的に、すべてあなたの責任になってしまうのです。

だから、仮想通貨をどこかへ送金する際には十分すぎるほどに注意する必要がありますし、神経質なくらい送金アドレスが間違っていないかを確認する必要があるのです。

 

セルフGOX(セルフゴックス)とは

ちょうどいいので併せてお伝えしますが、ブログやツイッターなどでよく見かける「セルフゴックス」という言葉は、自分のミスによって大切な仮想通貨を失ってしまうことを指した言葉です。

例えば、取引所へログインするためのパスワードを忘れてしまいログインできなくなってしまったとか、ウォレットの秘密鍵をなくしてしまって通貨を取り出せなくなってしまったなど、何らかの形で仮想通貨資産を失ってしまうことをセルフゴックスと呼んでいます。

仮想通貨の送金をミスしてしまうことで、大切な仮想通貨が電子空間のどこかへ行ってしまうのもセルフゴックスの一つです。

あなたも「送金アドレスを入力ミスしてセルフゴックスしてしまった……!」とならないように十分に気を付けてください。

 

仮想通貨を送金する機会は意外と多い

ハッキングやフィッシング詐欺の被害に遭ってしまう以外で、仮想通貨資産を失ってしまう可能性が高いのは仮想通貨の送金時です。

もちろん、送金を行う機会が少なければ資産を失ってしまう可能性は減りますが、仮想通貨投資を行っていると意外と送金を行う機会は多いと思います。

 

  • 国内取引所から海外取引所へ仮想通貨を送る時
  • 国内取引所から別の国内取引所へ仮想通貨を送る時
  • ICO参加のために仮想通貨を送る時
  • 取引所からウォレットへ仮想通貨を移動させる時

 

上記のように、仮想通貨をどこかへ送金する場面に出くわす機会は多いです。

このため、いざ送金の場面になったときに焦ることがないよう、日頃から送金時の注意点や送金方法について知っておくのが良いと思います。

 

ちなみに、私の場合は、初めてビットコインを買ったのがICOに参加するためだったので、取引所でビットコインを購入後、すぐにICOの参加用アドレス宛てに0.1BTCほど送金を行いました。

ICO参加〆切間近だったので、そこまでよく確認せず、思い切って送ってみたのですが、結構ドキドキしたのを覚えています。

当時のレートで10万円弱くらいでしたので、送金をミスったら一発で10万円を失ってしまいますからね・・・。

「10万円くらい全然惜しくない!」ってくらいのブルジョワであれば気にしないのかもしれませんが、残念ながら、私はそんなブルジョワではないので、ビクビクしながら送金を行っていました。

 

あなたもいつ何時、仮想通貨の送金が必要になるか分かりませんので、今のうちからミスしない送金方法について覚えておくのが良いと思います。

 

仮想通貨の送金時には2つのポイントに注意する

仮想通貨の送金ミスが起きてしまうケースでは主に2つのパターンが考えられます。

この2つのパターンでミスが起きやすいことを事前に把握しておき、自分が送金を行う時に注意するだけでも、送金ミスによる資産消滅を防ぐことができると思います。

 

送金アドレス自体を入力ミスしていないかに注意する

本当は送るべき送金アドレスが「1MnyPdja21oLmJ7uPv6Q883R7EhUxyCnin」にもかかわらず、「1MnyPdja21oLmJ7uPv6Q883R7EhUxyCnim」に送ってしまうと、その仮想通貨は消滅します。

「自分は大丈夫!」と思っていても、意外と、このミスをしてしまう方も多いらしいです……。

さすがに、長くて複雑な送金アドレスを手入力している方はいないと思いますが、コピー&ペーストを行ったとしても、貼り付け間違いにより結果的に送金アドレスの入力ミスをしてしまう可能性が考えられます。

こうしたコピペミスを防ぐためにも、後ほど詳しく解説する【Ctrl+F / command+F】は有効です。

 

送金する通貨をミスしていないかに注意する

仮想通貨は通貨ごとに送金アドレスが異なっています。

ビットコインを送る場合には相手のビットコイン用アドレスに送金しなければいけませんし、イーサリアムを送る場合には相手のイーサリアム用アドレスに送金しなければいけません。

あくまでも個人的な予想ですが、送金アドレス自体の入力ミスよりも、こちらのミスによって資産を失ってしまう人のほうが多いような気もします。

 

こればかりは“十分に気を付けた上で送金すること”を強く意識するしかないです。

仮想通貨には似たような名称や略称が似ている通貨も多いため、それらの通貨の送金時には十分に注意する必要があります。

例えば、ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH / BCC)やイーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)などは、名称も略称も非常によく似ている通貨です。

※というか、【BTC-BCH / BCC】と【ETH-ETC】に関しては、もともと同じ通貨だったものが分裂してできたものなので、似ています。

 

現在、仮想通貨は数千種類も存在すると言われているので、上記以外にも名称や略称が似ている通貨は存在します。

“自分が送金しようとしている通貨”と“送金先アドレスの通貨”が一致していることを確認した上で、送金処理を行うように心がけてください。

 

番外編:ICO参加時には最低購入金額に注意して送金処理を行う

少し番外編的な送金ミスではありますが、ICO参加時に送金をミスしてしまう人も多いようです。

ICOやプレセールでは、基本的に最低購入金額が決められています。

例えば「今回のICOは、0.1BTC以上の送金金額で参加可能」といった形になっています。

この時、0.1BTC以上でなければ参加できないのにもかかわらず、「0.01BTCしか送金しなかった」といったことをしてしまうと、資産を失ってしまう可能性があります。

 

ICOやプレセールの場合は、送金アドレスさえあっていれば、最低購入金額に達していなくてもICO運営側はコインを受け取れていることになります。

このため、足りない分を追加で送金することで対応してもらえたり、交渉することで返金してもらえたりするかもしれません。でも、100%そういった対応をしてもらえる保証はないため、ミスはしないほうがいいでしょう。

特に、海外発のICOの場合は、日本語での問い合わせができない可能性もありますので、送金ミスをしてしまうと交渉が難航すると思います。

 

また、ICO関連で言えば、複数の通貨での参加を受け付けている場合には、送金する通貨にも気を付ける必要もあります。

ビットコインはビットコイン用アドレス宛てに、イーサリアムはイーサリアム用アドレス宛てに送る、ということです。

先ほどの例のように最低購入金額に足りていない場合には、不足分を送ることで対応してもらえる可能性がありますが、ビットコインをイーサリアム用アドレスに送ってしまった場合などは、ICO運営側もそもそもの通貨を受け取れていないので対応しようがなくなってしまいます。

 

仮想通貨を送金する時は【Ctrl+F / command+F】で送金アドレスをチェックすべし!

まずは仮想通貨の送金時において、どのタイミング・どの部分でミスが起きやすいのかを把握することが重要です。

その上で送金前の最終チェックとして、【Ctrl+F / command+F】の活用をおすすめします。

※【Ctrl+F】はWindowsの場合なので、Macの場合は【command+F】です。私はWindowsを使っているので、以降は【Ctrl+F】として解説していきます。

 

この【Ctrl+F】は【ページ内検索】を行うためのショートカットキー・コマンドです。

具体的に画像を使って、説明します。(Googleクロームの場合)

ブラウザを開いた状態で、【Ctrl】ボタンを押しながら、キーボードの【F】を押します。すると、画面の右上に検索ボックスが表示されます。

【Ctrl+F】で送金間違いを防止する

 

試しに、検索ボックスに【イーサリアム】と入力をしてみます。

ここに入力した文字列がページ内にある場合、オレンジ色のハイライトで表示されます。

ページ内の【イーサリアム】という文字列がオレンジ色になっているのが分かると思います。

ページ内検索の例

 

この機能を使うことで、送金アドレスにミスがないか、文字列が合っているかを正確にチェックすることができます。

例として、バイナンス宛ての送金アドレスが正しい文字列になっているかどうかを確認してみます。

下の画面は、ビットコインの送金先アドレスをビットフライヤーで登録した場合の画面です。

外部ビットコインアドレスの一覧にバイナンスの送金先アドレスが表示されています。このアドレスが正しい文字列になっていれば、送金手続きを行っても正しくバイナンスへの送金が行われることになります。

 

バイナンス側から【預入用アドレス】をコピー&ペーストしたら、ビットフライヤー側の画面で【Ctrl+F】を押し、ページ内検索を行ってみます。

すると、左下に表示されているアドレスがオレンジ色のハイライト表示になったのが分かります。

つまり、バイナンス宛ての送金アドレスが正しく登録できている(文字列に間違いがない)ことが分かります。

【Ctrl+F】で送金アドレスを確認する

 

もし、右上の検索ボックスに張り付けた送金アドレスと、ビットフライヤーに登録してある送金アドレスが異なっている場合、オレンジ色のハイライトは表示されません。(=いま見ているページ内には検索した文字列は存在しない)

先の画面において、試しに検索文字列の最後に【1】を追加入力してみます。

すると、左下のオレンジ色のハイライトが消えます。

文字列が一致しないとハイライトが表示されない

 

つまり、検索する文字列が1文字でも異なっていれば、ページ内検索としてオレンジ色の表示は出ないということになります。

 

仮想通貨の送金時には、【送金先アドレスをコピペ(例:バイナンス側でコピペ)】→【送金元でページ内検索(例:ビットフライヤー側で検索)】→【オレンジ色のハイライトが表示されれば問題なし】という手順を踏むことをおすすめします。

全く違う送金アドレスをビットフライヤー側に登録してしまっていた場合や、何文字か文字列が異なっているアドレスを登録してしまっていた場合は、オレンジ色のハイライトが表示されないので、送金アドレスの入力間違いに気付くことができます。

 

Webブラウザによってページ内検索のショートカットキーは違うの?

上記の説明例では、Googleクロームを使って解説を行いましたので、ページ内検索のショートカットキーは【Ctrl+F】で実行できました。

Webブラウザによってショートカットキーによる動作は異なる場合がありますが、ページ内検索に関しては、主要なブラウザは基本的に【Ctrl+F】で実行できます。

 

私が実際にやってみたところでは、Googleクローム・Firefox・Internet Explorer・Operaは、すべて【Ctrl+F】でページ内検索を呼び出すことができました。

すべてのWebブラウザを試したわけではありませんが、ページ内検索についてはどのブラウザも【Ctrl+F】がショートカットキーになっているようです。

もし、自分が使っているブラウザで【Ctrl+F】を押してもページ内検索ができない場合は「ブラウザ名 ページ内検索 ショートカットキー」と検索すれば、ページ内検索のやり方が見つかるはずです。

 

仮想通貨の送金は慎重すぎるほど慎重に!!

繰り返しになりますが、送金アドレス間違いによる送金ミスが起きた場合、その仮想通貨は二度とあなたのもとには戻ってこないと思っておいたほうが良いです。

このため、多少面倒だと思ったとしても、この記事でご説明したような形でページ内検索を行って、送金アドレスに間違いがないかを確認することをおすすめします。

仮想通貨の送金に関しては、慎重になりすぎるくらいに慎重であっても良いのです。

 

仮に、送金ミスによって10万円分の仮想通貨を失ってしまったとしたら、その精神的なダメージは大きいと思います。

10万円を失う時点でかなりのダメージですが、仮想通貨の場合は今は10万円相当の価値であったとしても、数年後にはその価値が100万円や1000万円になっている可能性もあります。

今後、価値が上がっていく可能性があるものなので、送金ミスによる消失は思っている以上にダメージが大きいと思います。

送金ミスは些細な心掛け一つで防げる場合も多いと思いますので、ぜひ今回の内容を参考にして、仮想通貨の送金ミスを防止してください。

 

なお、「仮想通貨は操作面などで何かと不安だし、難しそう……」と思っている方は、操作性が初心者向けに作られている bitFlyer(ビットフライヤー)で仮想通貨投資を始めてみるのがおすすめです。

bitFlyer(ビットフライヤー)はセキュリティ面も信頼できる取引所なので、安心して使うことができます。

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